平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

明日の口頭試問に備えて。

昨日と今日の2日間で修士論文を読み返した。
自分で書いたはずなのになんだか別の人が書いたもののように感じて、
ぜんぜんスラスラと読むことができなかった。
いや、スラスラと読めすぎるがゆえに手応えが無く、
その手応えの無さから「頭に入らない」と感じただけかもしれない。
「頭に入っていかない」と感じる箇所はもう一度読み返すことになるわけで、
進んでは戻り、戻っては進むを繰り返していたからスラスラ感がなかったのか。

とにかく読み終わっときには、はーしんど、となった。

口頭試問に向けて、昨日の午前中まではほとんど焦りはなかったのに、
今となっては少々焦りが生じてきた。
こんなことなら読まない方がよかったのかもと思うもすでに後の祭りだし、
もしも読まなければ読まなかったことから生じる不安と戦わなければならないはずだし、どっちもどっちだ。何とも小心な自分にニンともカンともである。

さてと、今日はゆっくりと寝て明日に備えることにしよう。
「平地でも雪の積もる所があるでしょう」と関テレの片平くんが言っていたこともあるし、道中で最後のあがきができるのもあるから明日は電車で行くことにする。
大学のある北区の鈴蘭台は小高い丘にあるので気温が低く、三ノ宮が雨の時も雪が降ったりする。
当然、道も凍る。
凍った道の運転は、大学の時にガードレールに突っ込んで6時間ほど六甲山中で救助を待った経験からもう懲り懲りなのである。

ではおやすみなさい。