平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2015-01-01から1年間の記事一覧

福音としての言葉。

あっという間に9月に突入。久しぶりに自らのブログにアクセスしたら広告のバナーがべったりと張りついていた。前回の更新が7月の終わりだから当然と言えば当然で、放置していたことのツケがきっちり回ってきたということである。マイブログの玄関口を婚活や…

訥々とした語りから。

言葉に救われる。それには実にいろんなかたちがある。読書をしていてひとつのフレーズが心に響く。友人がなんとはなしに放った言葉に解かれる。あるいは、かつて自らが手帳の端にヨレヨレの文字で書き付けたメモにふたたび気づく。そんなときは過去の自分に…

嘘の連鎖を断ち切るために。

なかなか周囲が賑やかしい。端的に言えば多忙だ。とても慌ただしい。 今月の始めにツイッター上で新国立競技場の問題に反対したのだが、それから数日はメディアからの取材が殺到してあたふたしていた。電話による取材は一つ一つの言葉に気をつけながら話さな…

「不惑」じゃなく「不或」で。

とうとう40歳になってしまった。自分が40歳であることになにひとつ実感が湧かないのだけれども、とにかく40代に突入した。ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなら、あるレベルに達すると呪文が獲得できるというようにとてもわかりやすく己の成…

勝負の綾。

新年度が始まって1週間が過ぎた。担当する科目の配当年次が変更されたので今年度はコマ数が減り、週に6コマとなった。昨年よりも少し余裕が生まれたわけで、準備にも時間をかけることができるし研究にも時間を割くことができる。うれしい。 そういえば昨日…

思考にはそれ相応の筋肉がいる。

しとしと雨が降り出した研究室で書き始める。小関勲さんのバランスメソッドについて調べていたらあっという間にこんな時間に。午前中に会議をひとつ終え、いつもの喫茶店で昼食を済ませてからずっとデスクに向かっていた。合間に江さんとツイッターで音楽と…

40歳を目前に。

今年度も無事にスキー実習を終えて一区切りがついた。「採点の祭典」も終えた今、ようやく一息ついているのが正直なところである。 とにもかくにも慌ただしい日々を送りながら不平や不満をこぼしつつ、それでもやるべき仕事をこなしていく。「もう少し時間が…

花園決勝東福岡vs御所実と『自由と規律』。

あけましておめでとうございます。 これだけ放置しておいていきなり更新するのは気が引ける。更新停滞に関する弁明を一言でも二言でも述べないと気がすまない。これまではそうだったのだが、今日のところは強引にすませることにする。というのは、この長期休…