平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「北京オリンピック開幕」身体観測第55回目。

中国が「100年の夢」と位置づける北京オリンピックが開幕した。テレビ画面に映る開会式の様子を眺めながら、「開幕できたんだな」という現実を噛みしめていた。というのは、もしかすると無事に開幕を迎えることができないのではないか、という不安があったか…

僕にとってのサザンオールスターズ。

北京オリンピックが閉幕した日、僕は横浜の地で熱狂の渦に巻き込まれていた。そう、サザンのライブに行ってたのであーる。無期限活動休止宣言すると聞いてしまったらたとえ横浜であってもいかないわけにはいかないだろってことで、悪友2名とともに足を運ん…

超絶的なボルトの走りから(長いよー)。

やっぱり強烈であった。北京オリンピック男子200mは、たくさんのオリンピックウォッチャーが期待していたとおりの圧勝劇。いやー、すごかった。先のブログでは、「100mよりも200mに重きを置いている」ことがどれだけパフォーマンスに影響を及ぼすの…

ダラダラ感を身にまとうのは楽しきことかな。

昨日という日は何も予定がない一日だった。目が覚めるまで寝て、遅い朝食をとりながら新聞を読む。そのままオリンピックをダラダラと見る。この「ダラダラと見る」というのがいい。見るつもりなんてなかった競技にふと目が留まって「結構オモロイやん」って…

陸上男子100mの光と陰。

それにしてもウサイン・ボルトの走りは凄かった。決勝であれほどまでの大差で勝利した光景を目の当たりにした今だから言える、という部分もなきにしもあらずだけれど、明らかに予選のときから何とも言えない大物感を漂わせていた。気付いた人は気付いただろ…

勉強会を終えて。

昨夜の勉強会はとても刺激的な会であった。神戸や大阪の大学で教員をされている方々が集まり、体育の現場で直面している問題について侃々諤々するのが会の趣旨である(と昨日、知った)。昨夜は9人の先生方が顔を突き合わせての論議になったわけだが、現場…

休みの日の研究室にて。

昨日のオープンキャンパスが終わって大学は一斉休業に入った。今僕は研究室にいるのだけれど大学内は静けさに満ちている。スクーリングのために通信教育部の学生はいるが、一般学生は学内には一人もいない。職員もほとんどの教員も学内にはいない。いつもと…

僕の左肩を知りませんか?

左肩が肩甲骨あたりからポロリとなくなる夢を見た。痛みはなく、左肩になんだか力が入らないなあと思っていたら、横に立っている誰かに「肩がないで」と言われて、「やっぱりそうか」とのん気に受け答えしたところで目が覚めた。目覚めた瞬間はわずかに芽生…

「トレーナーの存在」身体観測第54回目。

スポーツ選手にとってトレーナーの存在がいかに大きいかということを、今さらながら実感している。良くも悪くも選手に与える影響力は計り知れない。選手のコンディションを整えることが目的なのだから、当然といえば当然なことではある。 選手は怪我をすれば…

「身体的なブレークスルー」を経験するものとして。

本日の「基礎体育学」をもって春学期が終了した。思い返せば大学の教員として歩み始めたのは今年の4月。入試委員会やFD部会などの各種委員会の在り方や講義の仕方に評価方法、オープンキャンパスや高校訪問なども含めて何もかもが初めての経験だったために…