平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ここは北区鈴蘭台のはずだが。

昼過ぎには晴れ間が覗いたけれど今はすっかり荒れ模様。ようやく梅雨らしい天気になった週初めの月曜日である。湿気のおかげで体表がベタつくから決して好ましくない梅雨の時期だけれど、やはり雨が降らないと「らしく」ない。何もかもに当てはまるだろうが…

「夢中になるってこと」身体観測第74回目。

神戸親和女子大学では、生涯学習の場と位置づけた地域に向けての公開講座を開講している。この中に小学生を対象とした地域交流プログラムがあり、全16回の内のいくつかを担当することになっている。ちょうど4回目となる今回のテーマは「敏捷性」であった。 …

エピソードこそ、その人となりを物語る。

今年度初めての「出前講義」を仰せつかる。以前にも書いたけれど、「出前講義」というのは高校側からの要望で大学の先生が講義をするというもので、高校生にとっての進路ガイダンス的な意味合いで今では広く行われている。仲介する業者が高校からの要望を汲…

我が師の式に参列して。

先週末は我が師ウチダ先生の結婚式であった。ラグビー的人生も終焉を迎えつつあったあの頃にご縁を頂き(アオヤマさんから借りた『ためらいの倫理学』を奇貨として)、爾来師匠と仰いできたウチダ先生がご結婚される日ということで背筋を伸ばして式に参列し…

「「ええ格好』しい」身体観測第73回目。

電車などであのバッグを肩に担いだ高校生を見かけると、ふと懐かしくなる。エナメル素材のラグビーバッグである。高校時代は、同志社香里ラグビーフットボールクラブの頭文字DKRFCがこれ見よがしに大きくプリントされたそれを、誇らしげに持っていた。少し横…

公開講座を終えて。

太陽が燦々と照りつけはじめた昼下がりに研究室で佇んでいる。つい先ほどまでもう一人の先生と学生たちとでランチをしていた。土曜日なのになぜ学生が大学に来ているのかというと、小学生の子どもたちを対象にした公開講座「ジュニアスポーツアカデミー」の…