平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2013-01-01から1年間の記事一覧

「心の速度」を落とすこと(『驚く力』から)。

暑くなったり寒くなったり台風が上陸したり。気温や気圧が乱高下する日々に身体の調子はいまひとつで、もともと季節の変わり目には鼻炎になるなどの虚弱体質であるとはいえ、このピリッとしない感じはどうしたものか。一昨日がやや深酒に過ぎたことも影響し…

アタマとカラダ、哲学と反哲学。

あの大きな台風が過ぎ去ってからというもの、季節はすっかり秋になった。頬を撫でる風や西日のかたむき具合、それから思わず見とれてしまう夕焼けも、すべてが秋めいた。ここからここまでが夏でこの先が秋、という境界線などあるはずもないのに、僕たちは秋…

「小さな約束」を守ることから。

この場で書くと決めてから2ヶ月以上が過ぎた。7月は一度も書かなかったし、8月も既にお盆を過ぎて9月が目前に迫っている。つまり前回のあの決断はまるっきりの嘘だったということである。自らの意志の弱さには閉口する他なく、期待してブログを訪れてい…

書くと決めたというわけです。

おっとまたもや宣伝広告が軒先を占拠しておる。それだけ更新を怠っていたんだなあと自らを省みつつ、慌ててブログを書き始めた月曜日の夜。本日は学生が教育実習をしている学校への訪問のために、一日中、姫路辺りを車でウロウロしておりました。どの学生も…

『バガボンド』35巻を読む。

好天の休日に過ごす研究室もまたいい感じで、インスタントではないコーヒーを飲みながら『バガボンド』を読み返している。発売されたばかりの35巻もまた心に響く内容であった。 印象に残ったフレーズは「空っぽで満たされる」。 “内側は無限——、空っぽで全部…

新年度に入り1周目が終わったとこです。

新年度になってから初のブログ。こんにちは。 講義・実技・演習が1周して、とにもかくにも一段落ついた。今年度から2コマ増えたのでそれなりに準備が大変で、自己紹介のパターンに若干のバリエーションをつけつつ、1回目を終えたのでした。各講義・実技で…

ラジオや雑誌や新連載の告知です。

「三寒四温」というのは冬場の厳寒期に使う言葉らしい。春が待ち遠しいこの時期を言い表す言葉ではないということを知り、春の訪れの予感をこの言葉で形容するのはもうやめにしようと心に決めたばかりだったのだが、だからといって「それにしてもここんとこ…

春先のふやけた身体に喝。

おっとまたもや軒先にどどんと広告が出てやがる。それだけホッタラカシにしてたってことだから自分のせいだけれど、それでもやっぱりムッとするのはわがままな性格ゆえか。それにしても時間が経つのが早くてもう3月。そりゃソネットさんもしびれ切らせるっ…

まずは軒先のお掃除をしよう。

新年の挨拶もしないままに20日も経ってしまっていたようである。今さら感は拭えないながらも、しかしこういったことはすませておきたい気持ちもまたある。 というわけで、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。 すっかり放置…