平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

それが「成熟する」ってことなんちゃうのかな?

大学から帰宅途中の車中ではブルーハーツが流れていた。ブルーハーツはすっぽりとiPodに収まっているので正確に言えば意識的に流したことになる。4月に入ってすぐくらいだろうか。ふと衝動的にブルーハーツが聴きたくなった。「確かiPodに入れていたはず」と…

「散歩の気持ちよさ」身体観測第71回目。

現役時代の終盤には、よく散歩をするようになった。視界の歪みやズレといった自覚症状から脳震盪の後遺症と診断され、復帰までの目処が立たない中で安静を強いられていたときに少しでも身体を動かしたくて始めたのが散歩だった。 当然のように、これまで行っ…

『ラグビークリニック』に載ってます!

静けさが広がる体育館の2階で、外の雨を恨めしげに見ながら書き始めてみた。土曜日に研究室であれこれするのがここんところの定番な過ごし方になっていて、つい先ほど月曜日の講義の準備が終わってほっと一息ついている。いつもスーツなウィークデイとは違…

事後報告と告知と。

SCIX事務局で引き継ぎの仕事を終えて、さっき研究室に到着。事後報告となりましたが、SCIXでの仕事はこの3月で退きました。(6月までは仕事の引き継ぎでわずかながら出社することになりますが)これからは大学でのおしごとに専念していきます。中…

お久しぶりにございます。

すっかりほったらかしのブログである。「もう更新されてる頃かな?」と何度も訪れていただいていた方々には誠に申し訳ないと思いながらも、ただ思っているだけで一向に更新しようとしない、というよりもどうしたって気分が乗ってこないここんところだったの…

「痛覚の不思議」身体観測第70回目。

ラグビートップリーグ元年の2003-2004シーズン、神戸製鋼コベルコスティーラーズは好調だった。サントリーサンゴリアスとの開幕戦には敗れたものの、以降は順調に白星を積み重ね、シーズン終盤には優勝を争っていた。個人的にも身体のキレがよく、チーム状態…

「学ぶ」ってこういうことなんだよな。

底抜けにいい天気である。昨日から今日にかけてはすこぶる温かく、心もカラダもあまりにほっこりとしてしまって表情筋がほどけるような感じだ。気を許せばすぐに「締まりのない顔」になってしまう。そんなほっこり気分なものだから、研究室にいながら何も手…

『20世紀少年』を大人買いする。

講義初回のガイダンスが一通り終了。 今年度は週に6コマ。昨年度よりもコマ数が増えたので準備が大変ではある。 でもそれよりも大変なのは、やはり顔と名前を覚えること。 自分の名前が覚えられていないときの学生のリアクションは心にこたえる。 だからなる…

また今年も新学期が始まったのである。

3連休が明けてからというもの更新がフンづまり状態で、あれやこれやとしているうちにいつのまにやら4月に入って、新年度のスタートとなった。そのあれやこれやを備忘として少しだけ書いておくことにすると、ここでもお知らせしていた通り、29日に第2回…

「デフラグビーを指導して」身体観測第69回目。

先日、デフ(Deaf)の人たちにラグビー指導をする機会に恵まれた。聴覚障害者によるデフラグビーは国際大会への参加や海外遠征など積極的に活動しており、強化合宿の臨時コーチとして招かれたというわけである。 指導内容を考えるに当たって率直に興味を抱い…