平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2008-01-01から1年間の記事一覧

あーしんどかった、というのが本音かも。

いつの間にやら大晦日。ということで今日は朝から大掃除。 風呂場の湯垢をゴシゴシこすり、窓ガラスを乾拭きまでしてピカピカに。 透明感の増したガラス越しに差し込んでくる陽の光が、なんだか身体に気持ちよくとても爽快な気分である。遅まきながら年賀状…

冬休みに入るにあたって。

『人志松本のすべらない話“ザ・ゴールデン”』を途中で見るのをやめてこれを書き始めている。「すべってるんとちゃう?」という話まで半ば強引にすべらない話にしているような雰囲気が伝わってきて、あんまり面白く感じられなかったからテレビを消した。昨年…

「ノーサイド精神」身体観測第63回目。

元豪州代表で世界最多の139キャップを持つ、あのジョージ・グレーガンが「ノーサイド」という言葉を知らなかった。さらには、豪州代表監督、南アフリカのテクニカル・アドバイザーなどを務めた経験を持つ世界的な名コーチであるエディ・ジョーンズさえも…

「とにかくウマい」に勝るものなどないのだ。

12月に入ってからというものあまり体調が芳しくなくて、風邪気味になっては治り、治ってはまた症状が出てくる、の繰り返しである。それでもなんとかひどくならずに持ちこたえてきていたのだけれど、ここんところの忘年会ラッシュでまた体調が下降線を辿っ…

ハギじい、紙面にデカデカと。

昨日行われた神戸製鋼コベルコスティーラーズと三洋電機ワイルドナイツ(来年度の呼び名はどうなるのかが気になる)の試合は35-52で敗れた。後半残り10分までリードしていただけに、なんとも惜しい敗戦だったなあという想いを引きずったままスタジア…

書くのも考えるのもスポーツをするのも、結局のところ暇だからなんだよな。

ここんところ間延びしまくりのブログでございます。書きたいことは山ほどあっても書く気になれないのはまあいつものことで、こうして書き始めてみると意外にも筆が進むのはこれまでに何度も経験しているはずなのにそれでも更新しないのは、それなりの理由が…

『看過できぬ体罰』身体観測第62回目。

「殴られて両方の鼻の穴から血が出ました」。「髪の毛を引っ張られて投げられたこともあります」。授業が終わった後に学生たちと談笑する中で耳にした話である。男子であっても驚く内容なのにましてや女子である。目が点になったのは言うまでもない。あくま…

備忘録的週刊ダイジェスト。

12月もあっという間に2週目に突入。時間が経つのがいくらなんでも早すぎやしないかと訝ったところで、今日が12月8日であることに変わりはなく、いったい全体12月のオレは何をして過ごしていたのだろう?と過去の記憶を辿るべく手帳を開いてみた。そ…

『街場の教育論』には汲みつくせないほどの知が詰まっている。

「おいおいおいおい、もうすぐ今年も終わりやん」の12月である。やたら寒くなったなあと思ったらまたちょっと温かくなったりして、行きつ戻りつの季節感の中をあくせく生きてるうちにあっという間に12月を迎えたわけであった。読みたい本がどんどん発売…

「適度な緊張感とは」身体観測第61回目。

「口から心臓が飛び出そうです」と試合前に話すラクロス部員。これから始まる試合のことを考えて緊張している様子が手に取るようにわかる。こんなときにコーチならば気の利いた言葉をかける必要があるのだろうと、自らの経験を掘り起こして何とか落ち着くよ…

心を換気すること。だから吹っ切れる。

今日は一日中、生憎の雨。世間は三連休だけれどうちの大学は通常通りに講義日である。半期15コマを確保すべく取られた措置で、文化の日である11月3日も講義日であった。僕としては、月曜日は講義がないためにあまり影響を受けることはなく、ただ明日明…

「関西学院、快進撃!」身体観測第60回目。

ラグビーは番狂わせの少ないスポーツであると言われる。しかしながら今年の関西大学Aリーグは、多くのラグビーファンの予想を裏切る試合が続いている。関西学院大、同志社大、天理大が3勝1敗で並び、近畿大、立命館大が2勝2敗で続き、1勝3敗で京産大、大体…

身体からのメッセージを聴く。

そういえば筋肉痛にならなかったなあ、とふと気がついた。 大学祭で教職員による餅つきで約30kgもの餅米をつきまくったのが日曜日だからかれこれもう1週間が経とうとしているけれど、その間に腕や肩まわりから腰にかけてのどこも痛くはならなかった。翌日…

やっぱりアンタじゃないとあかんわ。

修理に出していた愛車ボイジャーが無事に帰還。それまでは代車のミニカを乗り回していたものだから、久しぶりに運転席に座るとやたらに車が大きくそして目線が上に感じて、何とも言えない違和感を感じる。アクセルを踏んだ感じも全然違う。もう8年も乗り回…

2008年度大学祭2日目。

2日目の大学祭も無事に終了。賑わっていた学内も静かになり、すっかりと辺りが暗くなった今、こうして研究室でパソコンのキーボードを叩いている。うちのゼミのおでんは両日ともに完売。わずかながら利益も出たようなので内心ホッとしている。というのも、…

2008年度大学祭初日。

今日は大学祭1日目。あいにくの雨模様でも学生たちが発するエネルギーはそれを凌駕するほどで、学内には何とも言いようのない熱気に包まれている。今年の春に大学に入って驚いたのは1回生の時から演習(ゼミ)があること。ついこの前まで楕円球を追っかけ…

「うん?」という違和感。

どうやら体調を崩しかけたところで何とか持ち堪えたようである。急に気温が下がったせいかここ1週間ほどは重い身体を引きずっていた。目は充血するし腰から肩にかけては怠さもあって、息も絶え絶えな心模様のままに何とか過ごしていたのである。そんな弱々…

「強制終了の無念」身体観測第59回目。

ラグビートップリーグでは昨年度からタイムキーパー制が採用されている。これまでレフリーの判断に任されていたプレー時間の管理を、今ではグラウンドの外にいる専門の担当者が行い、「オンプレータイム」の表示や合図のホーンを鳴らすことで、選手も試合を…

「限りなくズルに近い休み」と「後ろめたさ」

これまでに何度もこのブログに書き続けていたが、僕は10月の風を感じると身体がラグビー仕様になる。ふと脳裏をかすめる情景が大学時代に宝が池球技場に向かう道中だったり、社会人になって芦屋竹園ホテルから花園ラグビー場に向かうバスで音楽を聴きなが…

適度な緊張感に包まれること。

さわやかな秋晴れの中でまた1週間が始まった。土曜日はラクロスの試合が服部緑地補助競技場で行われた。今年度は1部昇格を目指して戦ってきたものの、4戦して1勝2敗1分と成績が振るわず。この日の大阪教育大学との試合に負ければ3部に降格する可能性…

「ノックオン頻発の原因」身体観測第58回目。

ラグビートップリーグが開幕してから3試合が経過した。ここまでの試合展開で気になるのはノックオンの多さである。ノックオンの頻発は何も今年に限ったことではなく、大量の汗をかくこの時期の試合にはありがちな現象なのだが、それにしても目に余る。「こ…

ルーティンについて考えてみたところ…。

秋学期が始まってからというもの、定期的に講義があるために(大学教員なので当たり前である)1週間のペースが定まってきている。講義の準備にはなにぶん時間がかかるため、それに合わせて1週間のスケジュールを組むことにしており、さらには学科会議や各…

おフランスでラクロスなラグビーに面接、そして祝関学。

楽しくもバタバタと忙しかった先週末が終わってあっちゅう間の月曜日。金曜日はオープン初日の【ル・コントワール・ド・ブノア】にいつものご機嫌なメンバーで足を運び、というよりも特別席に招かれて、「大阪テロワール」というアラン・デュカス氏の哲学的…

「鈍感な善意」や「ゆとりを欠いた一途さ」

昨日のSCIX練習ではしゃぎ過ぎたせいかカラダが少し重い。筋肉痛とまではいかないにしても、と言いつつこれから遅れて感じることになるかもしれないが、筋肉に若干の張りがある。学校で試験期間中ということもあって練習参加人数が少なく、いつもよりス…

一通りの「ガイダンス」を終えて。

秋学期が始まり、受け持つ講義の第一回目が今日で一通り終了。全15回の講義を通して何を学ぶのかという目的や大まかなスケジュールに評価基準とその配分などを学生にアナウンスする「ガイダンス」が終わったのである。次回からはその「ガイダンス」にしたが…

「こころ」なるもの、「身体性」への遥かなる視点

学校に向かう途中の車の中で学生から来たメールを読み、警報発令による全学休講になったことを知る。もともと講義がなかったのでそれほど気に留めることなくそのまま学校に向かい、学生のいないひっそりとした雰囲気に包まれながらこれを書いている。空を見…

健康っつーのはなんじゃらほい?

身体観測の原稿を書こうとPCを開いてみたら、 「今週火曜日は祭日のために夕刊がないのでお休みです」 との連絡メールが届いていて思わずあららと肩透かしを食う。 連絡メールはすでに先週末に届いていたようなのだが、 いささか週末は帰りが遅くてPCを…

ベターなノリでいきましょうや。

アオヤマさんのブログを読んですっかり気分は【ドンナロイヤ】なままに書き始めてみた。ちょうどランチ前という時間帯も【ドンナロイヤ】志向に拍車をかけてくる。想像しただけでヨダレが溢れてきて、おそらく今日はかなりの確率でラーメンチャーハンか大ざ…

「08年ジャパントップリーグ開幕」身体観測第57回目。

ジャパンラグビートップリーグ08-09が開幕した。今年もまた熱き戦いが始まるのかと思うと、つい気持ちが高ぶってくる。 サントリーサンゴリアスと三洋電機ワイルドナイツとの開幕戦は見応えのある試合であった。昨年度トップリーグ優勝チームと日本選手権を…

あまりにモンモンすぎて、グチグチ。

ここんところ悶々とした日々を過ごしている。なんか、こう、すっきりとしない感じが僕の周りを覆っているようで、なんとも言いようのない気だるさが纏わりついている。と言ってもたっぷり食欲はあるし、相も変わらず「仁義シリーズ」を見ては広島弁を知らず…