平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2008年度大学祭2日目。

2日目の大学祭も無事に終了。賑わっていた学内も静かになり、すっかりと辺りが暗くなった今、こうして研究室でパソコンのキーボードを叩いている。

うちのゼミのおでんは両日ともに完売。わずかながら利益も出たようなので内心ホッとしている。というのも、クラブの試合で両日ともに不在の学生や所属するクラブの出店と掛け持ちする学生がいたこともあって、わずかばかりの専属ゼミ生たちが右に左に駆け回らなければならず、しかも担当教員は今年大学に入ったばかりであまり頼りにならないもんだから、過酷な状況下での運営があらかじめ予測されていたからである。だから、そんな憂いはどこ吹く風に終わったことに安堵するのも無理はないだろう。

毎年行っているラクロス部は手慣れたものでサクサクと焼きそばを売り歩いていた。ちなみに昨日の昼は焼きそばで今日の朝飯も焼きそば。売り上手な彼女たちである。

それと、親和の大学祭では教職員による餅つきが恒例行事となっているらしく、僕もそちらに顔を出して、というよりもそこにほぼ張り付きでもち米を練り込みつつ杵を振りおろしていた。同い年の職員Hと2人で手分けして約30kg分の餅米をやっつけたので、今は少し手の平が痛い。いつもとは違った身体の使い方をしたおかげでおそらく明日は筋肉痛にはなるだろう。でも、いつもと違う動きをすれば身体の各部位に意識がいきわたり、自らの身体の組み替えが行われるような気がするから清々しい気分になる。杵つき当初はなかなかうまくつけなかったものの、あーでもないこーでもないと試行錯誤しつつせっせと回数を重ねていけばいくほどに、コツみたいなものがつかめたような気になるからとても面白いのである。杵のどこの部分を持てば楽に振りおろせるだろうかとか、ねじりや反動ではなく重力を利用して振り下ろすにはやはり股関節と膝の使い方だなとか、しっかりと握り込むよりも圧が手の平全体に均等になるように「ふわっ」と握る方が力が伝わるぞとか、そんなことをぶつぶつ心の中で呟きながら行う運動は、いかなる運動でもオモシロいものなのである。僕にとっては。

さてと今からはラクロス部の打ち上げに行ってきます。
慌ただしくも楽しげな週末が終わって少しさびしくもあるけれど、関西学院大ラグビー部が摂南大相手に大勝したことに気を良くしつつ、そして同志社大立命に敗れたことに落胆しつつ、ぼちぼち三ノ宮に向かうとしよう。