平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

瞬発型からスタミナ型へ。

今日で春学期が終了した。あとは、昨日の土砂降りの影響で休講になった分の補講を一コマ残しているだけである。講義内容はさておき、大学教員としての春からの仕事が今日でひと段落ついたことにもんのすっごくホッとしている。ふう。しかし春学期の自らの講…

初めてのオープンキャンパス。

二日間に渡るオープンキャンパスが終了。両日とも学科ごとに設けられたブースに座り、高校の生徒さんとその親御さんの話を聞いていた。女子高校生の進路状況について生の声を聞けたのは貴重な経験であった。大学に入ってもこれまで行ってきたスポーツを続け…

「高圧酸素カプセル」身体観測第53回目。

世界反ドーピング機関(WADA)は、「高圧酸素カプセル」の使用が「酸素供給の人為的な促進」という禁止項目に該当するとの見解を示した。それを受けた日本アンチドーピング機構(JADA)は各加盟団体に使用を控える旨を通達し、日本オリンピック委員会…

誠実さや素直さと愚かしさ。

それにしても社会に出ればいろいろなことや人に遭遇するものである。卓越した知性を備えた方に出合ってその知性のスケールの大きさに圧倒されたとしても、ある程度の時間が経てばまた違った種類の知性に出合い、そのスケールにぐうの音も出ないほどの感動を…

「ラクロス部の顧問に」身体観測第52回目。

この4月からラクロス部の顧問になった。私が昨年まで続けてきたのはラグビーであって、ラクロスなどこれまでにしたこともない。大学時代に1度だけ試合を見たことはあるが、正直なところあまり記憶には残っていない。ラグビー一辺倒だった若かりし頃の私の目…

わかるかなー、わかんねえだろうなー。

親しき友人たちと、豪快なことこの上なく笑った顔が印象的な料理人のお宅に上がり込んでの、世にも楽しげで豪勢なお食事会が開かれた。このブログを読み続けておられる物好きな(そしてとても有難い)方々はすぐにピンときたと思われるが、ご想像されている…

ベランダ越しのアヒルと増水。

目覚めてすぐ、2時限の体育の途中、そして今。本日これで3度目の土砂降りを窓の外に眺めながら書き始めてみた天気予報で聞いたことのある「局地的な豪雨」とはまさにこのような雨のことだろう。こうして書きすすめるあいだにもさらに勢いを増してきた。以…

ラグフェスでラクロス部がタッチフット。

カラダが熱い。正確には両手の肘から先と両足の太もも途中から足首までが火照っている。数日前と比べると誰の手なのかわからなくなるほど日に焼けた。なぜ焼けたのかというと、コベルコラグビーフェスティバルに足を運んで、朝の9時から17時までグランドで…

「恐怖心」を乗り越えるということ~胤舜との戦いから

それにしても『バガボンド』はすごいマンガだと思う。「マンガは所詮マンガでしかないだろう」と高を括っている人がもしもいたとしたら、酒を煽りながら『バガボンド』がいかに面白いのかについてくどくどと語ってやりたい。「ビルドゥングスロマンである」…

そもそも心は暴走するものなんだな。

午前中に2つの講義を終えた今日の午後は、久しぶりに自分の研究に関する本をゆっくり読むことができた何が何だかわからないままにとにかく次々と仕事なるものが舞い込んでくる中では、腰を落ち着けて研究のための本を読むことなどできない。いや、正確に言…