平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

備忘録的週刊ダイジェスト。

12月もあっという間に2週目に突入。時間が経つのがいくらなんでも早すぎやしないかと訝ったところで、今日が12月8日であることに変わりはなく、いったい全体12月のオレは何をして過ごしていたのだろう?と過去の記憶を辿るべく手帳を開いてみた。そして、なかなか盛りだくさんな1週間だったことに気がついて、これならあっという間に過ぎ去ってもおかしくないよなあと妙に得心。というわけで、ちょっとこの1週間をダイジェストとして振り返ってみようと思う。

月曜日。
神戸市立森林植物園にて、提携幼稚園であるいりえ幼稚園の園児たち約100人との運動遊びを行う。三木先生、石岡先生の指導のもと、石岡ゼミの学生にラクロス部員を加えた15人の学生たちとともにラグビーボールを使って遊ぶという趣旨で、氷鬼を少し変形させた「バナナゲーム」と、蹴ったボールを追いかける「キックダッシュ」と、「障害物競争」の3つの種目を考案。園児を相手に行うのが初めてということもあり、「どこまで動けるのか」という身体の発達程度を感覚的に掴めていなかったものだから、予想外のハプニングへの対処に右往左往したり、ゲームの説明がわかりにくかっただろうなあと感じるところもあって、終了後はぐったりとなる。教育、指導は難しいものである。

火曜日。
授業が3コマ。もうそれだけでヘトヘトになる。

水曜日。
この日はジュニアスポーツ教育学科全体で体力測定を行う。80名ほどの学生がなるべくスムーズに測定できるようにとあれこれ動く。ここでもまた突発的な問題が発生して、もともと担当ではなかっただけにどこまでを僕が決定していいのかわからないまま、それでも現場が立ち行かないために無理から決断をする。えい。その後はFD部会。先生同士がお互いの授業参観を行い、その感想などをもとにしての反省会である。講義の進め方について新しい考え方を得ることができたので、むふふという感じである。終了後は有志で食事に。

木曜日と金曜日。
SCIXの練習をお休みさせてもらって1泊2日の高校訪問。津山~米子~松江あたりの高校を、山根先生と守屋さんに連れられてぐるぐるとまわる。推薦入試がほぼ終わった今の時期だからか、どの学校も快く応対していただいた。高校の先生方も、大学からのたびたびの訪問にいつも大体同じような話を聞かされているんだろうなあと少し気の毒に感じながら、学科のトピックスと通信教育部のお知らせを中心に話をしてきたのであった。大学に着いたのが18時30分ごろ。ふうと一息。

土曜日。
1回生だけが出場できる新人戦を見るために朝から舞洲に。この日の冷え込みは尋常ではなく、特に舞洲は吹きっ曝しの風が暴れまくりでむちゃくちゃ寒かった。応援にと足を運んだ2、3回生も寒そうだったが、試合に出る1回生は寒くて縮こまる身体を温めようと動きまくっていたので、ただ寒がっていられるだけマシだよなあと、2、3回生と肩を並べながらウォーミングアップの様子を眺めているときに感じた。試合結果はというと予選全勝で決勝リーグに進出。パスが滑らかにつながるシーンが散見されたので、2週間後の試合がとても楽しみである。このまま優勝してしまえー!という日の夜は、たまたまなご縁があって親しくさせてもらっていた島山さんの結婚披露パーティーに出席。これがまたええ会やった(詳細は青山さんのブログを)。シャンパンから始まって赤白ワイン、ジャックソーダ割りを経由して最後はジンリッキーと、久々のアルコール乱れ打ちにノックアウト寸前。あー楽しかった。それにしてもきれいなお嫁さんで、二次会では自らフラダンスを披露するお茶目なところがまたいい感じ。島山さん、ホントにおめでとうございまーす。

そして日曜日は家でゴロゴロしながらラグビー観戦。早明戦はよかった。気合いが漲った明治の選手を見てるとこっちまで熱くなってきて、ここんところ続いている早稲田一人勝ちの状況を苦々しく感じていただけに、結果に関してはスカッと爽快であった。しかしながら、試合終了間際の時間つぶし的プレーにはどうしたってスカッとしない。勝ちに固執する気持ちはわかるけど、時間を消費するためだけのプレーは見ていて気持ちがよくない。とはいえ、昨日の試合に関しては早稲田に対して明治の選手がそれだけ疲労していたことの表れとも捉えられるから、まあよしとしよう。あの早稲田に勝ったのだからそれはそれは大仕事である。

さて、また慌ただしい1週間が始まろうとしている。というか始まっている。
今日は、今から明日明後日の講義の準備をした後に阪の朝カルで内田先生と養老孟司の対談を聴きに行く。とても楽しみで仕方がない気持ちを抑えつつ、さあ講義の準備を始めよう。