平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

目新しく感じてるだけかも。

「いったいタケローはいつブログを始めるのだろうか」と気になりながら書き始めてみた。CANVAS.のGUESTCOLUMNに何度か書いてもらったことのあるタケローは、この前酒をがぶ飲みしたときには確か近々ブログを始めてみると宣っていたはずだ。楽しみにしていたことも忘れかけていたが、またふっと思い出すあたり、どうやら僕は相当楽しみにしていたようである。

急かすつもりは毛頭ない。
だがしかし、開ブログの連絡を心待ちにしている。

ホームページからブログに書く場所を移してからしばらくがたった。
以前よりもアップロードの作業が楽になったのは確かであるが、まだこれといった実感はない。会社から更新できるようになったことで場所の縛りから解放されて、「ふと浮かんだ書きたいことのあれこれを鮮度を保ったまま書ける!」という自覚が心地いい感じではある。また、自分が書いたものが軒先に並び、以前より人の目にさらされている感じもまたいい。自室から窓の外を恨めしそうに眺めていた自分から、縁側に腰を下ろして道行く人の行く末を目で追う自分へ脱皮したというかなんというか。でも今はそんな程度の感想しかなく、ブログの持つ開放性にはまだ想いが及んでいない。

環境が変われば気分も一新する。
ということで、まるで車を乗り換えたばかりのときにはしゃぐように、今はテンションが上がっているだけかもしれない。新しいシャーペンを買ったときにはとにかく字を書きたくなるように、携帯電話を新調したときにはやたらと新機能を使いたがるように。だとすればすぐに「飽き」というものがやってこよう。

そう言えばもう「立秋」。暦の上では「あき」がやってきた。
でも、当然のようにまだ暑い。