平尾剛のCANVAS DIALY

日々の雑感。思考の痕跡を残しておくために。

スポーツデザインのご紹介。

先週末は行きつけの鮨屋【すし半】に始まり、SCIX時代の先輩方とのガハハな飲み会、それから全員が「せんせい」なる立場に立つ(もしくは立ったことのある)友人たちとほっぺが落ちまくりのフレンチ&ええ音にしびれまくりの会を経て、最後の日曜日は嫁の実家でしだれ桜を見ながらの宴会という酒まみれの恍惚な日々を過ごしました。おかげで「しばらくビールはいらん」状態になってますけど、胸のあたりはじーんと温かくて、さあていろんなことを頑張るかという前向きな気持ちになっています。気持ちよく会話する事の大切さが身に沁みたというか、言葉には想像以上に大きななにかが宿っているんだなあと、振り返って感じます。

てなわけで今日は自宅で仕事。明るくなる前にベッドから這いずり出て身体観測の原稿を書き上げ、朝食のあとは講義の準備に勤しんでおりました。それから『「普通がいい」という病』 (泉谷閑示、講談社現代新書)をせっせと読み、今に至るというわけです。ものごとを根源的に掘り下げようとする著者の姿勢がとても心地よく、なるほどなあと唸るところがあちこちにある本です。けれども手放しに礼賛できないところもあって、ここまでわかりやすく言い換えてしまっていいのかという思いがなきにしもあらず。簡略化せずに複雑なままの状態で理解しなければならないことって世の中にはあって、この観点からみればちょっとどうかなあという疑問が拭えない。でもオモシロいからそれでいいのだろうなとも思う。ちょっと穿った見方をしてるのかもしれないけど、そんな感想です。

さてと今夜は動感感覚研究会。今から堺まで行かなきゃならないのでこのあたりで筆を置くことにするけれど、最後に友人のサイトを紹介しておきたいと思います。現役時代はNECでプレーし、昨季まで同志社大学でBKコーチを務めていた向山昌利スポーツ留学を支援する仕事をしてます。詳しいことは以下のサイトまで。大学時代は彼がキャプテン、ボクが副キャプテンを務めておりました。

是非ともご贔屓に。

スポーツデザイン→http://www.sportsdesign.jp/index.html

向山昌利ブログ→http://www.sportsdesign.jp/blog/

それでは行ってきます。