ラグビー馬鹿の一つ覚え。
あけましておめでとうございます。
昨年は本当にお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
というわけで書き始めた2008年一発目。
年末から年始にかけては書いて食っての繰り返し。
ひたすら部屋の中で過ごしているからゆったり気分の正月である。
しかし今日は、全国ジュニア・ラグビーフットボール大会を見るために花園ラグビー場まで出かけていた。昨年9月に2日間だけ指導をした千葉県スクール選抜の試合を見に行ったのである。
武藤コーチと会場に着くなりヨサクさんに遭遇。
そのまま観客席に座ると大先輩のシブヤさんも登場(お孫さんが千葉県スクール選抜に選ばれているから納得の登場ではあったのだけれど)。
またしばらくしてでっかい人が来たなあと思いきや、ダイマルさんであった。
新年早々、同志社大学大同総会みたいになった観客席に、一番年下の僕は思わず背筋を伸ばしてちょこんと座りなおして何とか居場所を確保する。
こんなときほどに、自分がラグビーをしていたことの実感が湧く。
試合結果はというと、愛知県スクール選抜に劇的な逆転トライを献上して17-19でサヨナラ負け。観ていて力の差がなかっただけに、いやむしろBKの決定力では勝っていたようにも思えたから、とても悔しい敗戦であった。
続く奈良県中学校選抜には33-24で勝利。
展開力に勝る千葉県スクール選抜に軍配が上がったのであった。
千葉県スクール選抜には、神戸製鋼所属時代にお世話になり、またSCIXの理事でもある方の息子さんが所属している。
その彼が2試合目の後半途中に脳震盪で退場してしまう。
これを機にボールのつながりがスムーズになったように感じた。
キャプテンを務める彼の退場が奮起を促したかのような選手の奮闘振りに、思わず心が熱くなる。「やっぱりええなあ、ラグビーは」と寒風吹きすさぶ花園でしみじみと感じたのであった。
彼のお父さんお母さんは心配でたまらなかったに違いないけれど。
高校ラグビー選手権大会の合間でこんなにも熱い大会が開催されていたことに感心しつつ、武藤さんとラグビー話に花を咲かせながら花園を後にしたのであった。
部屋について温かい紅茶を片手に雑誌Numberを読んでいると、なんと!“スポーツを読む”の中で『合気道とラグビーを貫くもの』が紹介されているのを発見。
大きくは扱ってないものの思わずニヤリ。
そして、これは書いておかねばなるまいとパソコンを立ち上げたのである。
「スポーツの本質は強弱や勝敗ではなく、人間の潜在能力の開発にある。内田樹と平尾剛の師弟が語り尽くす」
「師弟」かー、うん、エエ響きやぁ。
興味のある方は読んでいただけるとこれ幸いに存じます。
てなわけで2008年もよろしくです。